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金曜ロードSHOW! コロナ禍で5週連続アニメ映画放送の狙い (2/3ページ)

 テレビ番組に目を向けても、相変わらず朝から夜まで新型コロナウイルス関連ばかり。例年のような大型音楽特番が見送られるなど、夏の風情を感じさせるものは少なく、ドラマですら3か月間時期がズレて、いまだに春ドラマが放送されています。

 だからこそ唯一、夏休みのムードを感じられるのがアニメ映画。すっかり夏休みの風物詩となったジブリ映画を筆頭に、親子一緒に安心して楽しめる貴重なコンテンツとなっています。

 また、異例の5週連続放送は、地域ごとに時期が分散し、しかも例年よりも短くなってしまった子どもたちの夏休みにフィット。本来は楽しみな夏休みであるにもかかわらず、大人同様に外出自粛を余儀なくされる子どもたちを癒すものになるでしょう。

 今年のラインナップで特筆すべきは、長年愛され続けるジブリ映画だけでなく、2016年公開の『聲の形』、2017年公開の『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』と近年公開の作品をそろえたこと。どちらも子どもたちの目線から描いた物語であり、「日本アカデミー賞優秀賞」を獲得した名作であることも含め、「子どもたちにこの作品を見てほしい」という制作サイドのメッセージ性を感じさせます。

 リクエスト募集で旧作にも脚光を

 『金曜ロードSHOW!』を放送する日本テレビにとっても、在宅率が高くなりそうな今年の8月は大きなチャンス。とりわけ同局は他局以上にファミリー層の視聴を重視する方針を採用してきただけに、「今夏はアニメ映画を続けることで、さらに支持を集めたい」という意図が見えます。

NEWSポストセブン

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