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【ぴいぷる】吉本実憂 心震わせる女優へ一歩 「せりふを聞いて自然に涙が…」いつか中谷美紀さんのように (1/3ページ)

★「透子のセカイ」でニース国際映画祭最優秀外国映画主演女優賞

 「私ね、すごい心配性なんですよ」

 そういう彼女の背中には大きなビジネスバッグが。なんでも、身の回りのものがそろっていないと不安だそうで、バッグには携帯電話の充電器も付いている。「ちょっとゴツすぎましたかね」と笑顔をみせる。

 2012年に「全日本国民的美少女グランプリ」で頂点に立った彼女がこのほど、主演を務めた映画「透子のセカイ」(曽根剛監督)で、フランスのニース国際映画祭において最優秀外国映画主演女優賞に輝いた。

 「これまで、賞にノミネートしていただいてもあと一歩届かなかったので、自分の中ではついに取れたという思いで本当にうれしかったです」

 長野県千曲市を舞台に中止になった祭りを実現しようとする巫女(みこ)の透子が謎の少女と出会ったことで事態が思わぬ方向へと転がっていくというファンタジー。いつも前向きに明るさを失わない主人公を演じている。

 「千曲市は自然がいっぱいでゆったりと時間が流れていたので、ファンタジーな世界にぴったりでした。キャストもスタッフもみなさん温かい人ばかりで、みんなと楽しく生活する延長で、私が撮られているという感じでした」

 真っ赤な洋服が多い透子に対し、自身はどちらかというと黒が好き。

 「普段は赤い服なんてあまり着ないので、楽しかったですよ。大切なものに熱くなれる透子に対して、本当の私は冷静だってよく言われます。自分とは違う人になれるのって面白いですよね」

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