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【壇蜜のもっとハァハァしてる?】思わず“出ちゃう”アノ香り… (1/2ページ)

★其ノ参百四拾参

 私は甘いものが大好きで、甘いお菓子の香りがすると「いい匂いだ…」と香りの波に乗っていきたいほどの心地よさを覚えます。

 料理学校で製菓の実習をしていたとき、スポンジケーキの焼ける香りがあまりにもおいしそうで、出来上がった瞬間に冷ます行為を抜かして、つまみ食いしたこともありました。クラスメートには「冷ましてからにしてよ、せめて…」とあきれられたほどです。

 甘い匂いは私にとっては良いものですが、無論皆がそうとはかぎりません。昔の親友は甘いものが苦手でした。まだ未成年の女子にとって、甘いものといえばセットのようなイメージがあった時代でしたが、彼女はお菓子を勧めても「ゴメン。クッキーはいいや。ポテトチップスちょうだい」と甘いものを避けて放課後のお茶会に参加していました。

 放課後のお茶会は、私たちに許された特権でしたので、甘いものをいかにたくさん持ってくるかで頭の中がいっぱいでしたが…、彼女は違ったようです。ケーキ屋さんを通りすぎたときの甘く立ち込めてくる香りもなかなかの苦痛だったそうで、当時の私には想像もできないほどでした。

 しかし、今なら彼女の気持ちも少し分かります。ここ数年の間に気づいたことですが、私にも苦手な香りがありました。苦手というか、どうしても体が反応するというか…。わが母もそうなのですが、バラの香りで鼻がムズムズするのです。花粉のせいでしょうか。念のため、われわれ親子はバラの芳香剤やルームフレグランスをまいて「ムズムズしない?」「するかも」という人体実験もしました。

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