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【織田哲郎 あれからこれから】動画配信とは別の良さがある コロナ禍でのライブは試行錯誤 (2/2ページ)

 幸い配信に関してはコロナ禍の前から始めていたので、経験を積みつつある状況ですが、まだまだ手探りであることに変わりはありません。つくづく思うことは、配信には配信の良さがありますが、観客と一体感を味わいながら作り上げるライブとはまったく別のものであるということです。

 マスクをしている状態と同様、配信を見てくれている皆さんの顔も当然見えません。やはり皆さんが楽しんでくれているという実感を持ちにくいものです。

 ライブというものは、ステージと客席で相互の楽しさをフィードバックしながら楽しい空間を作り上げていくものだったんだなぁと痛感させられました。早く以前のようにライブを安心して楽しめるようになることを願うのみです。

 …とまぁ、リアルタイムで今ミュージシャンたちはこんなことを感じながら試行錯誤している、という状況報告でした。

 ■織田哲郎(おだ・てつろう) シンガーソングライター、作曲家、プロデューサー。1958年3月11日生まれ。東京都出身。79年のデビュー当初からCMやアーティストの音楽制作に携わる。現在「オダテツ3分トーキング」をYouTubeで配信中(毎週土曜日更新)。

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