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【新橋のネクタイ巻き TV視てますか?】玉木宏主演の重厚ハードボイルド 「竜の道」にしびれっぱなし! (1/2ページ)

 フジテレビ系『竜の道 二つの顔の復讐者』は「男2人・女1人」をめぐる物語でもある。前週書いたNHK戦後75年特集ドラマ『太陽の子』も、柳楽優弥と三浦春馬の兄弟、幼なじみの有村架純という同様の組み合わせだった。

 わが青春の洋画2本もしかり。アラン・ドロン、リノ・ヴァンチュラ、ジョアンナ・シムカスの『冒険者たち』。ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロスの『明日に向って撃て!』。男同士の友情(1人は美男)に女性への思慕が加わると、何とも切ない。

 ドラマでは、TBS『流星の絆』が幼い頃に両親を惨殺された二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香の3兄妹の復讐劇。同『ウロボロス~この愛こそ、正義。』は刑事の生田斗真とヤクザの小栗旬が実は児童養護施設で育った幼なじみ…という関係に生田の相棒の上野樹里が感づく。

 ともあれ「男2人・女1人」は王道。白川道原作のハードボイルドな『竜の道』も、それを踏襲している。

 玉木宏と高橋一生(竜一と竜二)は双子の兄弟。両親を自殺に追いやった大手運送会社社長・遠藤憲一への復讐を誓う。玉木は焼死を装い、整形し声も変えてITコンサルとなり、高橋は国交省官僚となって、ともに遠藤へ接近する。双子には血のつながらない妹(松本穂香)がいて、玉木と偶然出会い「大好きだった死んだ兄」に似た人だと思う。妹に対し、高橋は兄妹以上の感情を抱く一方、遠藤の長女(松本まりか)との付き合いも深めていく。

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