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【テリー伊藤 狸の皮算用】忘れてませんよ独立リーグ コロナ直撃も新人材で活性化だ! (1/2ページ)

 先日、群馬・高崎でプロ野球独立リーグはルートインBC(ベースボール・チャレンジ)リーグに所属する「群馬ダイヤモンドペガサス」の社長と話す機会があった。

 ただでさえ台所事情が苦しいのに、今季は新型コロナの直撃を受け、開催方式も変更して、入場制限しながら試合している。選手の給料も平均10万円程度。それも試合のある月に限られ、残りは別の仕事をしなければならない。

 独立リーグは、日本野球機構(NPB)とは別に、地域で作った組織が独自に運営する。現在、BCリーグのほか、四国アイランドリーグplus、さわかみ関西独立リーグ、北海道ベースボールリーグなどが活動している。

 2000年代中期、不景気で社会人野球チームの廃部が相次ぐ中、プロを目指す若者にアピールの場を提供する目的で誕生した。四国アイランドの「高知ファイティングドッグス」から千葉ロッテに入団した角中勝也外野手は、2012年にパ・リーグ首位打者に輝いている。

 また、ベテラン選手の再挑戦の場にもなっていて、阪神や大リーグでプレーした藤川球児投手も高知経由で阪神に復帰している。

 選手たちは少ない給料の中、練習に打ち込み、試合のない日も駅前でパンフレットを配ったりしている。NPBに進めなくても、この経験から見いだすこともあるんじゃないか。