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【織田哲郎 あれからこれから】“たたき上げ”菅官房長官に思う 政治家に「二世システム」は必要なのか (2/2ページ)

 それはそれだけ音楽に興味がある、あるいは何やら耳がそんなシステムになっているのかよく分かりませんが、そうやって常に流れている音楽を無意識のうちに意識している(変な日本語ですね)し、年月がたつうちに、音楽に関するデータ量が普通の人と相当違っていったのではないでしょうか。

 ちなみに私の母親は音楽が好きで、実際に楽器や歌が得意でしたが、父親は人生で2曲だけ繰り返し練習していた曲があって、その2曲すらずっと音程もリズムもちゃんととれませんでした。

 そんなことを考えると、果たして政治家ってそんなに家業としてやれるような仕事なのかなぁと疑問に思ったりするのです。

 昔は子供の頃からガキ大将タイプだったり、策略家タイプだったり、とにかく「あいつに任せとけばなんとかなる」と周囲から思われるような、調整力や決断力に優れていて、さらにそれを磨き続け、しかも志のある人が政治家を目指した時代もあったんじゃないかという気がするのです。

 絶対に二世がダメなんて思いませんが、子供や場合によっては奥さんが、地盤を家業として引き継ぐというシステムが機能しているのはどうなのかなぁと思うのです。

 ■織田哲郎(おだ・てつろう) シンガーソングライター、作曲家、プロデューサー。1958年3月11日生まれ。東京都出身。79年のデビュー当初からCMやアーティストの音楽制作に携わる。現在「オダテツ3分トーキング」をYouTubeで配信中(毎週土曜日更新)。

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