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【みうらじゅん いやら収集】四匹目の“やらざる”も 日光東照宮の三猿 (2/2ページ)

 見るな聞くな言うなに、さらに追い討ちをかけてくる。“やらざる”。出家するでもない者にはあんまりな教訓。

 でも、この猿の表情を伺うと救いはある。何だかニヤけて股間を押さえているからだ。“ダンナ、それは殺生でっせ”と言わんばかり。閻魔さんもどうお裁きになるか分らないけど、「少しは堪エロ」と、ここは駄ジャレで返して欲しいところである。何だって、ほどほどのところで止めなきゃね。

 ■みうら・じゅん 1958年2月、京都市生まれ。イラストレーター、漫画家。エッセイストとしても知られ、97年に「マイブーム」で新語・流行語大賞を受賞した。近著に『ラブノーマル白書』(文春文庫)、『ひみつのダイアリー』(文春文庫)など。新刊『ぐっとくる仏像 ご当地仏真正面!』(エイムック)が発売中。

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