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【酒井政利 時代のサカイ目】菅田将暉の持つ「関わる誰もを振り向かせる魔力」 中村倫也とのコラボ楽曲「サンキュー神様」MVに松坂桃李が出演 (2/2ページ)

 「コロナで(人と)会いにくい中で、記念写真という行為に価値を見いだすと思った」と菅田。3人で集まるのはこの撮影が初めてだったが、菅田は松坂を「桃李くんはおじいちゃん感が漂う人」といい、中村は「イケオジ。桃李はカメラが似合うんだよ」。3人の距離感の近さからか「イメージは会社の社歌みたいな感じ」(菅田)。

 このところ菅田のコラボ曲が続く。イメージ的に菅田とは真逆といわれるHIP-HOPユニットのCreepy Nutsと『サントラ』を制作。「Creepy Nutsに菅田のピュアさと爽やかさを足したら、世界観が浄化された」とSNSをにぎわした。

 OKAMOTO’Sとのコラボによる配信シングル『Keep On Running』は両者が共演するCMでも流れている。

 米津玄師が菅田とのコラボ曲『灰色と青』を制作したときに、菅田以外には考えられなかったと話したが、菅田には、関わる誰もを振り向かせる魔力がある。時が与える不思議な才能を発散する。立ち位置を決めず、役者でも歌手でもデザイナーでも突き進む熱量の大きさが伝わってくる。

 時代を牽引する27歳の菅田、10年後、20年後が予測できなくて面白い。

 ■酒井政利(さかい・まさとし) 南沙織、郷ひろみ、山口百恵、キャンディーズ、矢沢永吉ら300人余をプロデュースし、その売上累計は約8700億円。『愛と死をみつめて』『魅せられて』で2度の日本レコード大賞を受賞した。2005年度、音楽業界初の文化庁長官表彰受賞。

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