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岸部四郎さん死去、71歳 「ドケチ伝説」のウソとホント 森本太郎「年上の僕にステーキをよくおごってくれた」 (2/2ページ)

 最後に会ったのは自らのバンド「森本太郎とスーパー・スター」の15周年記念のライブを行った2014年11月21日。

 「一徳らとともにステージに立ち、歌えなかったが車いす姿であいさつしてくれた。ただ体調が悪くてもステージに上がりたいと思っていたのだろう」と振り返る。

 四郎さんといえば、その倹約家ぶりが伝説のようになっている。それは85年に離婚した際に慰謝料や養育費を一括して支払ったことで多額の借金を背負ったためだ。

 「番組に出演すると、控室の弁当を2つ持って帰ったとか、夜10時に収録が終わっても深夜12時まで残って局が用意したタクシーで帰ったとか言われていますが、本当は気前のいい人でした」と先の肥留間氏。

 森本も「四郎は、よく『ステーキを食べに行こうよ』と誘ってくれたものです。僕のほうが年上なのに、『太郎くん』と慕ってくれた彼はよくおごってくれましたよ。肉が好きな彼はステーキを少なくとも300グラムは食べていたな」と明かす。

 波瀾(はらん)万丈の人生に幕を閉じ、静かに旅立った。

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