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【ぴいぷる】イリュージョニストHARA、国境越える“魔術” 一芸入試はマジックで合格!高3で世界大会優勝 (1/3ページ)

 「マジックは言葉の壁も国境も越える。一瞬で世界中の人を驚かせ、笑顔にできる」

 マジシャン憧れの聖地・米国ラスベガスでグランプリを制し、世界を転戦する若きイリュージョニストは言う。

 北・南米や欧州、アジア、中東などこれまで約30カ国のステージに立ってきた。1年の大半を海外で過ごす日本マジック界を代表する国際派。だが、生まれ故郷は、日本の自然の原風景をとどめる奈良県最南部、十津川村だ。

 「自給自足の生活。親が栽培する無農薬野菜を食べて育ちました。一番近くのコンビニまで車で1時間もかかるような田舎ですよ」と笑う。

 今年2月、新型コロナウイルスの影響を受け、開催中の日本ツアーをやむなく断念。仕切り直しして10月25日、大阪で新作公演を開催する。

 「今までとは全く違うアプローチで挑戦します。“見る”から“体感型”へ。通常、会場ではお客さんの携帯の電源はOFFにしてもらいますが、今回はONにし、一緒に参加してもらいます」と説明し、こう続けた。「客席と触れ合うことができない、ソーシャル・ディスタンスの今だからこそできる、かつてないマジックをお見せしたい」

 4歳でマジックと出合った。造形作家の父が東京で開催する個展を見るため家族で上京。このとき、井の頭公園でピエロがマジックをしていた。

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