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【ぴいぷる】イリュージョニストHARA、国境越える“魔術” 一芸入試はマジックで合格!高3で世界大会優勝 (3/3ページ)

 マジック好きの十津川出身の少年は、瞬く間に、世界的イリュージョニストへと成長を遂げる。手掛けるステージは実に奇抜。最先端のデジタル映像を融合し、舞台上を瞬間移動したり、鳥のように飛び回ったり。見る者を驚愕させる斬新なアイデアは進化をとめない。

 「独特の発想の源は?」と聞くと、「親と故郷の影響が大きい」と即答した。

 「母は歌手。幼い頃、ステージでライトを浴びる姿がまぶしくて…。今、僕がステージに立っているのは母のおかげです」。幻想的な舞台を演出する小道具や装置はオリジナル。これは造形作家の父譲りの才能だ。和を題材にした壮大な舞台のモチーフは、故郷・十津川村の大自然が発想の根源となっている。

 先月、長女が誕生し、新たな目標ができた。

 「長女を笑顔にしたい。それができたら世界の子供を笑顔にできるから」(ペン/波多野康雅 カメラ/寺口純平 レイアウト/河本亮)

 ■HARA(はら) マジシャン、イリュージョニスト。本名・原大樹(はら・ひろき)。1990年4月16日生まれ。30歳。奈良県十津川村出身。三重県立木本高校卒業。2009年、米ラスベガスで開催されたマジックの世界ジュニア大会「World Magic Seminar Teens contest」でグランプリ受賞。新作公演「ミラクル」が10月25日、大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)で開催される。

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