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【織田哲郎 あれからこれから】AKB48「鈴懸-」人気と現代の“曲の価値” 商業的には下がっても需要は減らず (1/2ページ)

 2013年にAKB48に曲を提供しました。『鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの』という、タイトルだけで字数食って困りものの、おそらく日本音楽史上最も長いタイトルの曲です。

 私はそれまでに『君のことが好きだから』と『走れ!ペンギン』の2曲を提供しています。AKB48にはリクエストアワーという人気曲投票イベントがあり、私の書いた3曲はそれぞれ2位、1位、1位と、ファンの間で人気が高かったのはうれしいところです。

 AKB48は『現象』と称されるほど日本中にブームを巻き起こしました。それはアジア各国にも飛び火し、乃木坂46などの坂道シリーズにもつながって、完全に芸能界のあり方を変えてしまいました。

 仕掛け人は秋元康さんです。とにかく本当に働き者だと思います。次々に新しいグループを作り、プロデュースし、歌詞を書く。そんな大変なことをやり続けられるのは、やはり彼が本当にアイドルという存在を愛してやまないからではないかと思います。

 昭和の頃は大切なお小遣いを握りしめて貴重なレコードを買いに行ったものですが、いまやYouTubeにタダで聴ける音楽がたくさんあります。サブスクとして、言葉は悪いですが十把ひとからげの感じで山積になっています。

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