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【テリー伊藤 狸の皮算用】トランプ氏がコロナ感染 米国人好みの「大逆転ストーリー」へ目が離せない次なる“演出” (2/2ページ)

 もちろん、「コロナに勝ったぞ」というアピールに「すごい」と感激するトランプ信者はいる。ま、この人たちは、トランプさんが何をしようが支持するコアなファン。無党派層の心には響いていない。

 ただ、「トランプ、コロナ感染」のニュースに隠れて、トランプさんが所得税をほとんど納税してない話や、ジョン・ボルトン前大統領補佐官が回顧録で「『フィンランドはロシアの一部か?』と尋ねるなど地理が全然わかっていない」と暴露した話、姪が著作で「カネを払って代わりに大学進学適性試験を受けてもらい、おかげで名門のペンシルベニア大ウォートン校に進学できた」と暴露した話などは吹っ飛んでしまった。

 大統領選は11月3日。その直前は「オクトーバー・サプライズ」と呼ばれ、勝敗を左右する劇的な出来事が起こっていた。魔物が潜んでいるといわれる。

 リアリティー番組に出ていたトランプさんは、政治をバラエティー化した元祖。今後、どんなトラップを仕掛けてくるのか。どんな謀略、陰謀を企てているのか。演出家としても、目が離せない。

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