記事詳細

【YFM 夕刊フジMusic】よみがえる遠藤賢司 2007年メモリアルライブが3フォーマットで復活 (1/2ページ)

 肌寒いこの時季になると、3年前の10月25日に亡くなった“純音楽家”が恋しくなる。今も愛され続ける遠藤賢司の2007年春に行われたメモリアルライブが今夏、CDとDVD、アナログLPの3フォーマットでよみがえった。“エンケン”に再び会おう。

 ロック? フォーク? いや、エンケンであれば、余計な説明などいらない。それが“純音楽家”だ。

 「遠藤賢司 還暦記念リサイタル 2007」は07年6月5日にSHIBUYA-AXで行われた。オープニングは1969年2月に発売されたデビューシングルB面の『猫が眠ってる』。アコースティック1本の弾き語りでも、誰よりもハードに攻め込んでくる。

 曲を聴いたことがなくても、ロックファンなら『東京ワッショイ』というタイトルは聞いたことがあるはず。四人囃子がバックを支えた同名アルバム(79年)の原曲は尖ったロックンロールだったが、ソロでさらにアグレッシヴになるあたりがエンケンらしい。

 カレー好きが高じて、カレーライスの店まで開いてしまったのも有名な話。2ndアルバム「満足できるかな」(71年)に収録された『カレーライス』は、リズムも秀逸なフォークバラードの名曲だ。三島由紀夫の割腹自殺も背景ににじませながら、当時の何気ない情景が浮かんでくる。

関連ニュース