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歌舞伎界支えるクラウドファンディング 応じたファンにはうれしいリターンも、松竹が実施 (2/2ページ)

 台本は『男はつらいよ』シリーズの50作品や、今年逝去した大林宣彦監督の『異人たちとの夏』や森崎東監督の『喜劇 女は度胸』など約140作品がリストアップされている。ファンにはたまらないリターンだ。

 CFは主にネットで参加するが、電話窓口を用意したら参加平均年齢が70代になったケースも。今回の松竹のCFでも、子供のころから歌舞伎座通いを続けている90代の高齢者も参加している。

 コロナ禍で苦境に立たされているエンタメ界。CFが命運を握っているといっても過言ではない。そのため、リターンもさまざまな趣向を凝らしている。

 例えば、来年2月に公開予定の拉致被害者、横田めぐみさんとその家族を描いた『めぐみへの誓い』のCFは昨年7月に開始。9月現在で5000人以上が参加し、6600万円超が集まったが、2000円でエンドロールに名前を記載するリターンが得られるコースは12月20日まで募集継続中だ。

 エンターテインメントへの情熱はコロナ禍に決して負けない。(小張アキコ)

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