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【酒井政利 時代のサカイ目】心解き放つメッセージ届け コロナ禍の閉塞感打開へアーティストが試行錯誤 (1/3ページ)

 コロナ禍の閉塞(へいそく)感をこじ開けようとアーティストが試行錯誤している。

 東京の現在と未来を世界に発信しようと、2年ぶりのオリジナルアルバム『TOKYO SINGING』をリリースするのは和楽器バンド。

 “from Tokyo to overseas”がテーマだが、打ち合わせなどはすべてリモートで行った。

 「この情勢の中で、聴く人に何かしらのメッセージを届けたいという思いが高まっていたと思う」というように、メッセージ性の強い楽曲がそろった。

 メンバーは箏、尺八、津軽三味線、和太鼓など和楽器奏者を含む8人。テーマを決め、コンセプトを決めて各自で楽曲を生み出し、持ち寄った数は60曲。そこから絞り込んで選曲した。

 ボーカルの鈴華ゆう子が作詞を手がけた『宛名のない手紙』は、歌舞伎町に生きる人の陰の部分を表現した曲。何十年か後の世界を描いている。

 鈴華は5歳から詩吟、詩舞を始め、詩吟は師範。楽曲に関わらず和を感じさせる独特の歌い方は世界中を魅了し、YouTubeに上げた『千本桜』は再生回数が1億回を超えている。

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