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【シネマパラダイス】名戯曲の誕生秘話をアレクシス・ミシャリクが自ら映画化 「シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!」

 いまなお愛される名戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』の誕生秘話。本作の舞台でモリエール賞を5部門受賞した、アレクシス・ミシャリクが自ら映画化、監督・原案・脚本を務める。1時間52分。13日公開。

 無名の劇作家で詩人の青年エドモン・ロスタンは、長いスランプに陥っている。友人の女優、サラ・ベルナールの口利きで、名優コクランの舞台の脚本を書く機会を得るが、開幕までたった3週間。崖っぷちのエドモンは、友人に頼まれてラブレターを代筆したことからアイデアがひらめく。

 【ホンネ】友人のフリをしてラブレターを書き続けることに端を発した大騒動、女優やクライアントが押し付ける無理難題など、クスクス笑いをちりばめつつ、最後は舞台人や芸術家の意地や矜持(きょうじ)に熱くなる。戯曲のロマンチックさに舞台の完成が相まって感無量! ★★★★(映画評論家・折田千鶴子)

 ★5つで満点、☆=星半分

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