記事詳細

【シネマパラダイス】秋田の伝統行事ナマハゲを盛り込みながら大人になっていく若者 「泣く子はいねぇが」

 秋田の伝統行事ナマハゲを盛り込みながら大人になっていく若者の青春グラフィティ。

 秋田県男鹿市。地元の若者たすく(仲野太賀)は酒にだらしなく、娘が生まれても親になる覚悟ができず、妻のことね(吉岡里帆)は彼に対していらだちを募らせていた。そんな中、ナマハゲにふんしたたすくが意志の弱さから酒を飲み泥酔し、全裸になって走り回るさまがテレビで全国中継されてしまう。やがて、ことねに離婚されたたすくは上京して働き、その2年後、再起を誓い故郷に戻るが…。是枝裕和企画、佐藤快磨監督。20日公開、上映時間1時間48分。

 【ホンネ】意志が弱く大人になること、親になることから逃げだした男が家族と故郷を取り戻そうとする奮闘が涙ぐましい。ナマハゲ+共演の秋田県人、柳葉敏郎が映画に強烈な秋田の匂いを与えている。★★★★(映画評論家・山形淳二)

 ★5つで満点、☆=星半分

関連ニュース