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【ぴいぷる】谷村美月 “まんてん”の演技、天才は白と黒の間で生きる 「余計な演技指導が必要ないんです」演出家も絶賛 (1/3ページ)

 NHK朝の連続テレビ小説「まんてん」でデビューしたとき、まだ11歳だった。だが、ドラマの中でみせる演技力に誰しも瞬時に引き込まれた。以来、天才子役の名をほしいままにする。

 その彼女も30歳を迎え、いまや実力派の域だ。

 「天才(子役)だと自覚したことは一度もありません。目の前の作品をこなしてきただけですよ」。穏やかな表情で謙虚に語る。

 新型コロナウイルスの影響で、出演した映画などが公開待機となる中、新たな出演依頼が来た。

 舞台「マインド・リマインド~I am…~」。物語の鍵を握るミステリアスなヒロイン役を演じる。「コロナ禍でも上演できる演劇プロジェクトを」と、関西テレビと関西で発足した劇団「Patch」で仕掛ける音楽朗読劇で、12月に大阪、来年1月に東京で上演する。

 「コロナの影響で中止になった舞台もあったので、どんなお芝居ができるか楽しみ」と瞳を輝かせた。

 小学生で国民的ドラマで注目を浴び、中学生では早々に映画初主演。その社会派作「カナリア」(2005年)では家庭環境に恵まれない壮絶な人生を背負う少女を熱演。高い演技力は国内外の映画祭で絶賛され、新人賞などを総なめにした。

 「私は家族に恵まれて育ったので、難しい役でしたが“これが女優最後の仕事”ぐらいの気持ちで臨みました」

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