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【テリー伊藤 狸の皮算用】沢村のメジャー挑戦にエール! 厄介な男だけど、きっと水が合う (1/2ページ)

 海外フリーエージェント権を行使して大リーグ移籍を望むロッテ・沢村拓一投手について、レンジャーズなど10球団近くが興味を持っているという。155キロの直球と150キロ前後のスプリットはメジャーの強打者にも有効で、希少価値も高い。日本シリーズやWBCなど大舞台の経験豊富なことも好材料だ。

 プロ10年目の今季は、巨人では1勝1敗、防御率6・08だったものの、9月に移籍したロッテでは22試合に登板して防御率1・71、勝利の方程式の一角を担い、ロッテの4年ぶりCS進出に貢献した。大リーグのスカウトは見ているはずだ。

 私は長い間、ラジオ番組などで沢村を叱咤(しった)激励、というか、面白おかしくエールを送った。来季、もし大リーガーになるのだったら、米国に飛んで応援しようと思っている。

 沢村が巨人に入団した直後、日本ハム・斎藤佑樹投手と同年代ということで、斎藤についての質問ばかりされて、ぶんむくれたことがあった。当時から「紳士たれ」の巨人軍には合わないなと思ったものだ。その後も、変人ぶりを発揮し、筋トレに執着して競輪選手のような肉体に改造したり、球威アップのために1日9回も食べたりしていた。

 ちょっと厄介な男だった。しかし、そんな沢村だからこそ、大リーグの水は合っているんじゃないか。メジャーに行ったら、チームメートと問題を起こすことも容易に想像できる。それはそれで一興。