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【シネマパラダイス】前半は笑い、後半は感動で2度おいしい 「100日間のシンプルライフ」

 フィンランド発のドキュメンタリー映画『365日のシンプルライフ』をベースに、俳優のフロリアン・ダーヴィト・フィッツが監督、脚本、主演を兼任したヒューマンタッチのコメディー作品。

 スマホ依存のパウル(フィッツ)とコンプレックスの塊のトニー(マティアス・シュヴァイクホファー)は幼なじみのビジネスパートナーで、物に囲まれた生活を送っていた。ある日、酔った勢いで大げんかした2人は、所有物すべてを倉庫に預け、1日1つずつ必要な物を取り戻す生活を100日間続けるという勝負をすることに…。

 前半はコメディーで笑わせ、中盤以降はじわじわと感動が心に染み込んでくる2度おいしい作品。4日公開。上映時間1時間52分。

 【ホンネ】物やサービスで人は幸せになれるのかと、かなり痛い部分を突いてくる。断捨離した分だけ物が増える私は、笑いながら猛省。根本を見つめ直すいい機会に。 ★★★★(映画評論家・安保有希子)

 ★5つで満点、☆=星半分

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