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【大人のエンタメ】主役を引き立て輝かせることに命をかける 名脇役に焦点当てた特集上映「日活映画を支えたバイプレーヤーたち」 (1/2ページ)

 映画には必ず脇役がいる。小沢昭一、金子信雄、西村晃、安部徹…。いかに主役を引き立て輝かせるかに命をかける。そんな名バイプレーヤー(脇役)に焦点を当てた特集上映「日活映画を支えたバイプレーヤーたち」が東京・阿佐ヶ谷のラピュタ阿佐ヶ谷で開催されている。2021年1月23日まで。

 日活の大部屋俳優、近江大介の92歳にして初となる主演映画『人生とんぼ返り~ある日活大部屋俳優の駆け抜けた昭和の記録』の公開を記念しての特集上映だ。

 12月8日まで上映の和田浩治の主演デビュー作『無言の乱斗』(1959年、西河克己監督)では杉山俊夫、神戸瓢介、武藤章生らが少年を演じる。少年院の塀の中で精力を持て余した少年たちの苦悩をリアルに描く。

 12月13~19日に上映される川地民夫主演の『昼下りの暴力』(59年、野口博志監督)。暗黒街の非情な世界がモノクロでダークに描かれる。上野山功一は本作で悪役スターになった。

 12月23~30日には、長門裕之主演の『当りや大将』(62年、中平康監督)を上映。大阪・釜ヶ崎の“当たり屋”の男は、一度もケガをしたことがないことから「大将」と呼ばれていた。彼を取り巻く人情劇で、浜村純、山茶花究、加藤武らがバイタリティーあふれる演技を見せる。

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