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【ぴいぷる】中村勘九郎 歌舞伎は永遠のヒーロー「父や先輩たちのようなカッコイイ役をやりたい」 (1/3ページ)

 舞伎の名門・中村屋の若きリーダーだ。俳優としても活躍し、昨年はNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』で、日本マラソンの父・金栗四三役で主演を果たした。

 「1人の人物を1年半も演じたのは、大きな経験になりました。(金栗さんが)自分の一部になってくるんです。不思議な感覚ですね。例えば、駅伝を走っている人を見ると、うれしくて涙が出てくるんです。『頑張れ』と感動しているというよりは、『こんなに大勢の人が、楽しそうに走ってくれている』って(笑)」

 金栗氏は走ることが好きだという気持ちが原動力になっていたように、彼自身も歌舞伎が好きだという気持ちが力になっているという。そこまで歌舞伎にひかれる理由は何だろうか。

 「作品の持つパワーというのはもちろんですが、子供の頃に見ていた、父や先輩たちが演じるカッコイイ役をやりたいんです。僕にとっては戦隊ヒーローみたいなものですね。歌舞伎には、そういう憧れがいっぱい詰まっているんです」

 歌舞伎の家系に生まれながらも、父親の十八代目中村勘三郎氏からは、「歌舞伎俳優になりたくなければ、養子をとるからやらなくてもいいよ」といわれていたという。

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