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【みうらじゅん いやら収集】流行り廃りのないオナニー “ソーヤング”な時代のネタに立ち返る (1/2ページ)

 一時期、“セックスレス”という言葉をよく耳にした。

 かつて「昨今、とんとご無沙汰で」と、丁寧に夜の生活を報告していたものが、その一言に要約されたわけだ。

 流行ったのには理由がある。何か、オシャレな感じがしたからだ。

 「オレ、今、セックスレスやっていて」

 やっていないからレスなのに、ビジュアル系バンドでも始めたような響きすらある。

 このようにマイナス要素をさも、プラスのように見せることが流行語の正体だが、流行故に廃ることも覚悟せねばならない。

 「今更、セックスレスなの?古くない?」

 きっと、それに替わる言葉は既に用意されているのであろう。

 僕はそれが「セックスデス」だと思うが、どうか?「これからちょっと飲みに行く?」と、友人に誘われた時「ゴメンゴメン、うち今夜、セックスデス」と、断る言い訳にも大変、便利である。

 セックスと違い、流行り廃りがないのがオナニーだ。“オナニーレス”なんて言葉、今後も出ない気がするのは、相手を必要としないプレイだからだろう。

 しかし、相手ではないがネタがいる。中には想像で十分という輩もいるだろうが、想像とてネタには違いあるまい。

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