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【出門英さん没後30年 よみがえる愛の奇跡】浮気マンションにロザンナ突撃 復縁後の「愛は傷つきやすく」は120万枚の大ヒット (2/2ページ)

 乗り込んできたロザンナにパンツ1枚のヒデさんは「死ぬほど恥ずかしかったし、ロザンナを失うのではという不安でパニックだった」と告白している。相手の女性にロザンナは「この男、あなたにあげます」と言い残し帰国している。

 「ヒデさんのそばにいなさい。乗り越えればきっといい日がくる」と母親に説得されてロザンナは再び日本へ。ヒデロザは復活し、70年5月に出した『愛は傷つきやすく』は120万枚の大ヒット。2人の新記録である。

 ロザンナに改心を誓って5年後に結婚。プレーボーイを返上して歌手、作曲家、俳優、司会として活躍するも、89年7月から体調を崩し、90年6月17日に結腸がんのため亡くなった。

 3人の子供を育て上げたロザンナは3年前に日本に帰化、東京都内のマンションで悠々自適の日々を送っている。

 ロザンナは「30年たってもヒデの死は認めていない。姿はなくても彼はいつでも私のすぐそばにいます」といい、命日にはヒデさんが眠る東京都あきる野市の築地本願寺西多摩霊園を訪れている。 (おわり、中野信行)

 ■出門英(でもん・ひで) 本名・加藤秀男。1942年12月15日生まれ。東京都出身。62年に日活6期生ニューフェースに合格、同年『東京ロマンチックガイ』で歌手デビュー。68年5月にデュオ「ヒデとロザンナ」を結成、9月に出した『愛の奇跡』が大ヒット。75年2月に8歳下のロザンナと結婚、2男1女を授かった。ドラマ『痛快! 河内山宗俊』(75年、フジテレビ)など俳優でも活躍した。

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