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【鉄ドル・伊藤桃 “ぐう渋”居酒屋の旅】北海道発、真っ黒な究極の田舎そば&地酒 「音威子府TOKYO」四谷三丁目駅 (1/2ページ)

 「音威子府(おといねっぷ)」という地名をご存じでしょうか。北海道の最北を走るJR宗谷本線沿線にある北海道で一番小さな村です。旭川駅からこの駅に向かう列車は1日5本ですが、訪れる人は後を絶ちません。理由は駅そば。この駅の「常盤軒」の音威子府そばは90年以上続く伝統があり、真っ黒な麺が特徴の究極の田舎そばです。

 この味を都内で気軽に味わえる店があるというので、早速行ってきました。最寄り駅は東京メトロの四谷三丁目駅。お酒好きにはなじみ深い飲み屋街、荒木町にあります。大将は北海道出身ではなく、もともと四ツ谷でそば店を営んでいたそう。音威子府のそばに出合い、魅せられ、「音威子府TOKYO」と店名に掲げ開店したのです。

 日高昆布を使っただしで食べる揚げ玉冷奴など一品料理もどれもおいしいですが、やはりひとつ挙げるなら音威子府そばでしょう。そばは北海道の水のおいしさを生かすために音威子府から空輸。だしは東京風に食べやすくアレンジしているそうで、おいしく食べてほしいというひと手間を感じます。野趣たっぷりのしっかりした歯応えのおそばに薬味たっぷりのだしはまさに絶品。

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