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【シネマパラダイス】ケニアの女性が小学校に行くドキュメンタリー映画 「GOGO 94歳の小学生」

 ケニアの女性が小学校に行くドキュメンタリー映画だが、年齢が94歳と高齢なのに驚く。タイトルの“GOGO”はイケイケではなく、“ゴゴ”と読み、現地の言葉で“おばあちゃん”という意味。彼女が小学生になると知ったパスカル・プリッソン監督が、カメラを回したくなった気持ちがわかる。上映時間84分。25日公開。

 ゴゴことプリシラ・ステナイはケニアの小さな村で助産師をしている。「牛の世話を優先しろ」という父親に学校に行かせてもらえないまま成長し、94歳になった。ひ孫たちが通学していないことに気づいた彼女は子供たちと一緒に自分も寮のある小学校に入学。娘のような若い教師に「もっと勉強しなきゃダメ」などと小言をいわれてもへこまず、1週間の修学旅行に行き、ドキドキで卒業試験にのぞむ…。

 【ホンネ】青い空と白い雲、ポツンポツンとある小屋のような家から、バイクやボロい車で小学校へ。子供たちと同じ制服を着ても、ゴゴは年で目が悪く耳が遠い。それでも「学校へ行く」「勉強する」という熱意がすごく「継続は力なり」を実感。 ★★★★☆(映画評論家・おかむら良)

★5つで満点、☆=星半分

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