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【歌姫伝説 中森明菜の軌跡と奇跡】周りの考えるアイドル衣装に「キャバレーみたい…」と反発 ズバ抜けたファッションセンスと「明菜」開花 (2/3ページ)

 「僕が明菜のプロモーターになったのは83年になってからでしたが、現場で彼女と会った第一印象は、とにかく衣装に相当不満を抱いていたことでしたね」

 衣装について人一倍気にしていたことは有名な話だ。ネットでは「デビュー初期の段階より、衣装・メーク・振り付けに自身がかかわり、楽曲制作においても積極的に意見を取り入れていく」と指摘されているほどだ。実際はどうだったのか?

 ワーナーでデビュー前から1年間、明菜のプロモートを担当してきた富岡信夫(現モモアンドグレープスカンパニー代表取締役)はいう。

 「そもそもデビュー時の衣装も気に入らなかったようでボヤいていましたからね。『センスが悪い』とか言って…、それでも我慢して着ていましたよ。明菜は黒を基調とした渋い衣装が好みだったんです。とはいえ、デビューの衣装を渋めにするとか、黒にするわけにはいきませんからね。もちろん彼女からセンスのことを言われたら返す言葉もありませんでしたが…。明菜の場合は基本的に普段でも着ることのできる衣装が欲しかったのかもしれませんね。しかし予算の関係もあるのでいくつもできませんでしたが、ただ、衣装は必ず自分で持ち帰ってしまうんですよ。衣装へのこだわりは、そんな行動からも感じましたね」

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