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【ぴいぷる】谷垣健治 30年前、ジャッキー・チェンに「日本へ帰れ」と言われた青年が…公開中「燃えよデブゴン/TOKYO MISSION」で初メガホン (1/3ページ)

 「“アクション”は世界共通。これから各国の映画人と組み、日本のアクションを海外映画と融合させていきたい」

 時代劇に新風をもたらした大ヒット映画「るろうに剣心」(大友啓史監督)シリーズ。その斬新な殺陣の演出で、ファンを驚愕させたアクション監督はこんな壮大な夢を抱いている。

 その夢の1つが実現した。香港のスター、ドニー・イェン主演の「燃えよデブゴン/TOKYO MISSION」(公開中)で監督デビューを果たしたのだ。

 「ドニーの主演作や監督作では何度もアクション監督を務めてきましたが、初めて監督を任され光栄です」と感慨深げに語る。日本のスタントマンがたたき上げで、香港の大作でメガホンをとるのは極めて異例だ。

 ブルース・リーの武術の師匠、イップマンの人生を描く「イップマン」シリーズ、近年は「スター・ウォーズ」シリーズにも出演したドニー。ハリウッドスターの地位も築いた彼が、日本のTANIGAKIに全幅の信頼を寄せるのはなぜか。

 そこへ至るまでの道程は興味深い。

 奈良県生まれ。小学生の頃、ジャッキー・チェン主演の「スネーキーモンキー/蛇拳」を見て衝撃を受ける。以来、彼に憧れ、少林寺拳法を習い、高校時代に県大会で優勝。大学に進学すると日本アクション界の重鎮、倉田保昭主宰の「倉田アクションクラブ」大阪養成所に入所。スタントマンとして活躍する。

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