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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】コロナで苦境の飲食業界 学歴やコネもない若者の受け入れ先が失われる危機 (1/3ページ)

 この春に53歳になるが、ここ最近は眠くなる時間がすっかり早くなった。ハードなスケジュールのときなどは、場合によっては夜の8時前に眠くなってしまい、夕飯を食べ忘れたかのように布団に入ることもある。

 そんな私でも、40代前半くらいまでは夜中まで「花街」をフラフラしていた。

 分かり切ったことであるが、私たちの「業界」には夜遊び好きが多い。当然のように、バブル時代より飲食業界の方々と知り合いになる機会も多かった。

 飲食業界において、勢いのある人物というのは、既存の企業人とは違う独特の雰囲気がある。「学歴と就職こそ正義」といったスローガンで育ったような私たち世代にとっては、学歴や企業にも頼らずに、自分のセンスと根性だけで何十店舗の店を作り上げたような人物は、ある種のスターのように思えた。

 また彼らのような人物が大きなお金を動かしている姿を見ると、古臭い社会ルールを打ち壊してくれるようで痛快でもあった。

 また、そういう人物をマスコミなどが持ち上げた時代もあり、学歴もコネもない若者が、憧れるように飲食業界の門をたたいた時代もあった。

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