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【編集局から】落語にはまっている娘に読まされる「寿限無」 話を読み上げるにも体力が必要と思い知る

 落語にはまっています。と、いっても私ではなく、もうすぐ6歳になる娘のことです。

 『有吉の壁』(日本テレビ系)をかぶりつきで見ている娘は自ら認めるお笑い好き。朝は幼稚園に行く準備をしながら、NHK・Eテレを見ていますが、そこで放送される『てれび絵本』内の「えほん寄席」がいたくお気に入りなのです。

 これは、名だたる落語家のみなさんの名演にイラストをつけた、まさに絵本のような寄席というべき番組。朝8時50分から5分間という、何とも慌ただしい時間ではありますが、手が止まってしまうのも分かるほど面白いのです。

 イラストがついているので、幼稚園児の娘でも落語の世界が理解しやすいようです。「はよ、しぃや」とせかす親の声を尻目に見入っています。

 最近では、子供向けの落語の本を図書館から借りてきては読んでいます。いや、父や母が読まされています。中でもお気に入りは、やはり「寿限無」。長い長い名前を何度も繰り返すくだりは、何度読んでもケタケタと笑っています。

 しかし読んでいるこちらは笑えません。長い名前を読む間、息継ぎがしづらい「寿限無」を「もう1回読んで」と再三のリクエスト。3度ほど読むとふらふらで、話を読み上げるにも体力が必要と思い知った次第。落語家の方々のご苦労を少し垣間見た気がしました。(F)