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【ぴいぷる】チェリスト・柏木広樹、ピアニスト・光田健一 以心伝心“さわやかメロディー” 最新アルバム『MAJESTIC』発売中 (1/3ページ)

 「僕がお笑い担当で、健ちゃんがびしっとしめるの。40歳超えてから始めたデュオだから、熟年結婚のようなもの。若いときならぶつかることもあっただろうけど、2人ともそういうのはもう経験してきたからね」

 柏木が話す横で、光田が静かに笑う。凸凹コンビなのか、似た者同士なのか。何はともあれ、「二人旅」にようこそ。

 インストバンド、G-CLEFでデビューし、今はソロで活躍するチェリスト、柏木と、スターダスト・レビューでも活動し、プロデューサーとしても引っ張りだこのピアニスト、光田のデュオ「二人旅」。出会いは約34年前にさかのぼる。

 光田「1987年だよ。僕が(東京藝術)大学に入ったのが86年だもの。藝大の人って何かと目立つ人が多くて、柏木ってのが来たぞって感じ。知ってはいるけど、あいさつするぐらいだったね」

 東京藝術大学の先輩と後輩という間柄。

 柏木「広い意味で仲間だけど、意外にも一緒にやることはなかったんですよ。で、イベントの打ち上げで会っても『久しぶり』っていうぐらいで、会話が深まることもなくて」

 そんな2人が旅の第一歩を踏み出すのが2007年12月のこと。

 柏木「大阪のイベントに出ることになって、ふと健ちゃんに頼もうと思って。当時借りていた祖師谷の家で合わせたんです。その瞬間、『何で今までやらなかったんだ』って思ったの」

 光田「テンポ感も呼吸感もまったく同じで。今、かしちゃんに言われてそうだったなって思うぐらい、自然な感じでしたよ」

 「二人旅」の始まりだった。作曲も共同作業だ。しかし、それも独特の空気感で積み上げられていく。

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