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【zak女の雄叫び】ブラタモリと共通テスト「奇跡のシンクロ」 (1/2ページ)

 「ありがとう、タモリさん」-。

 先月16日に始まった大学入学共通テスト。同日の「地理B」で出題された日本三景の1つ、天橋立(京都府宮津市)に関する問題について、同地を特集した同月9日放送のNHK「ブラタモリ」が、「的中した」とネットニュースなどで話題になった。テレビ番組の内容が、テスト問題で「的中」とは、どういうことだろうか。

 実際に出題されたテスト問題を見てみると、4地点から撮影された天橋立の写真の中から、北側から撮影した写真を選ぶ-というものだった。

 NHKホームページの番組紹介などによると、同日のブラタモリは、「天橋立 なぜ人々は天橋立を目指す?」というタイトル。「いま最も有名な天橋立の景色は南側の展望台からだが、昔はみんな北側を目指していた? その理由を『股のぞき』発祥の地で探る」という内容だった。

 「股のぞき」とは、天橋立に背を向けて立ち、腰を曲げて股の間から眺めるという景観の楽しみ方。この方法で、天橋立を南側から眺めると、天に舞い上がる龍のように見え、北側から眺めると、天にかかる橋のように見えるのだという。これが、「天橋立」の名前の由来とも言われている-とか。

 恥ずかしながら、学生時代、地理の苦手だった記者はこのいわれを知らなかったが、番組では、そうした歴史や伝承などとともに、同方角から天橋立を撮影したシーンも登場したという。「的中」とは、番組を見ていれば、そうした背景も理解した上で、正解を導き出せたということなのだろう。