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【zak女の雄叫び】ブラタモリと共通テスト「奇跡のシンクロ」 (2/2ページ)

 ツイッターでは、「おかげで地理の第5問取れました」という感謝の声や、「先週たまたまやる気が出なくてブラタモリの天橋立特集を見てたんですけど(中略)まんま宮津市と天橋立特集が出ました」などと、「棚ぼた」的な幸運を喜ぶつぶやきも寄せられていた。

 このニュースに、かつてブラタモリの制作チームに学会賞を授与したこともある日本地理学会も反応。ホームページに「なぜ地理の共通テストもブラタモリも天橋立を北から見たか?」と題する記事を掲載した。「世界を多様な視点から眺めるには、視点の位置とその向きが重要」「地理は野外を歩きながら、ブラタモリのように考えます。(中略)地理のイメージを身近に感じてもらえるとありがたい」と、この「シンクロ」現象を歓迎した。

 大学入学共通テストをめぐっては、当初計画されていた英語民間検定試験や記述式問題の導入見送りに加え、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う授業の遅れや選抜方法の変更などで、受験生の不安はどれほどだっただろう、と思うと胸が痛くなる。「ちょっと一息」の番組視聴が学生の視野を広げ、それが良い結果にもつながったのなら-。コロナ禍にあえぐ大人たちにとっても、ほっとするようなニュースだったのではないだろうか。(い)

 【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が本音を綴るリレーコラムです。