記事詳細

【酒井政利 時代のサカイ目】「素顔を出さないアーティスト」急増 Adoやyama、くじらに泣き虫…風潮で終わるのか広がりを見せるのか (2/3ページ)

 この人気を放っておかないテレビ番組からのオファーには、電話インタビューに声だけで出演。

 「自分の部屋のクローゼットの中で歌っています」「椎名林檎さんの曲が好きです。歌い方や表現の仕方をリスペクトしています」「ライブもやれたらいいなと思っています」などと発言し、どんな女の子なのか、ますますSNSが盛り上がりを見せている。

 もう1人、独特のハスキーボイスと歌詞のハイセンスな言葉遊びで注目されているのが、泣き虫。『大迷惑星。』『くしゃくしゃ。』『君以外害。』などがTikTokやYouTubeで拡散されている。

 やはり素顔や年齢などは非公表。「自分のことを知ってほしいという気持ちはないし、歌詞だけじゃなくて、自分の顔や名前、年齢も必要ないと思ってるので。音楽をやるために必要なものだけを集めてる感じです」(泣き虫)

 ソングライターには自身の経験や記憶をベースに歌詞を制作する人も多い。泣き虫は自分の経験や人生観を歌詞にすることはない。ちなみに楽曲のタイトルは、字面の良さ、覚えやすさ、見た目のインパクトなどで決めているようだ。

 2019年に初のミニアルバム『盲目。』を、20年には初シングル『くしゃくしゃ。』をリリース。今年2月には初CD作品となる『rendez-vous』を発売する。

関連ニュース