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【玉袋筋太郎 玉ちゃんの酔滸伝】コロナでさらに増える「二度と行けない店」 休業中に迎えてしまった「スナック玉ちゃん」の4周年、負けてなるものか! (1/2ページ)

 東京の緊急事態宣言解除がさらに1カ月延期され、飲食業界はまだまだお先が真っ暗闇状態です。

 コロナの影響でお店を閉めてしまったニュースは本当に胸が痛みます。コロナ以外でもお店が閉まれば、人の流れが変わり、それまで当たり前にあったはずの風景は失われ、お店とお客との関係はついえてしまいます。お店で過ごした時間は、人々それぞれの心の中に残ることでしか存在しなくなってしまうのです。

 そんな人々のお店の物語を、編集者であり写真家であり芸術家である書ききれないほどの肩書がある人物の都築響一さんが、ご自身の人脈があるさまざまな業界で働く100人の方々の二度と行けないお店の100の物語を集めた1冊『Neverland Diner 二度と行けないあの店で』(ケンエレブックス)が発売されました。

 この本は、ありがちな「有名人おすすめのお店」という最大公約数の人に伝わるグルメ本の類ではありません。忘れられないおいしかったお店、逆に忘れてしまったあの味のお店、青春時代や恋人や家族との思い出が残るお店、海外のお店、あまりにひどすぎて二度と行きたくないお店などなど。執筆者100人のお店の物語が、あくまでも個人の、その人だけの100軒の二度といけない、舌と体と脳にこびりついた味とお店の思いがつづってあるのです。

 二度と行けないお店になってしまう理由はたくさんあるでしょう。主人が高齢で残念ながらリタイアしてしまったり、人間関係のもつれで行きづらくなってしまったり…などなど。

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