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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】森会長の「失言」批判している場合か 大事な「五輪開催」議論はどうなっているのか (1/2ページ)

 「こんな人が組織委トップにおることが間違ごうてる。前世紀の遺物。今日じゅうに辞めてください」

 関西の情報番組『あさパラ!』(読売テレビ)で怒りをあらわにしたのは落語家の桂南光(69)。無論、それは東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視発言についてだ。

 2月3日、森会長は「女性がたくさん入っている理事会は、時間がかかる。女性は競争意識が強い。誰か1人が手を挙げて言うと、自分も言わないといけないと思うんでしょうね」と発言し、批判を浴びた。

 翌日、自身の発言について会見を開き、謝罪した上で撤回。進退について「辞任する考えはない」と話し、現職にとどまる意向を示したのだが、「老害中の老害。厚顔無恥のモンスターです。会見で、オリンピック精神に反する発言をした人間が組織委の会長に適任なのか、という問いに、森会長は『さあ? あなたはどう思いますか?』と逆質問。記者が『適任ではないと思う』と答えると『じゃあ、そういう風に承っておきます』と返答し、質問を遮ったりするなど逆ギレ状態。これが政界の重鎮ですから日本の政治は終わっていると落胆します」(運動部記者)

 筆者は『週刊文春』の記者時代に森氏の地元を取材した経験があるが、おおむね「人柄がいい」「気配りの人」という評判だった。首相当時「サメの脳みそ」と揶揄(やゆ)されたが、それ以上に失言を繰り返すことで有名だ。

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