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「聖火ランナーは皆さんに見られる…田んぼ走るんじゃ意味ない」ロス五輪聖火ランナー・佐藤蛾次郎、森会長の失言問題に物申す

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長(83)の“女性蔑視”とされる発言が物議を醸しているが、聖火ランナーをめぐる発言もまた波紋を広げている。かつてロス五輪で聖火ランナーを務めた俳優、佐藤蛾次郎(76)が思いを語った。

 森会長が今月2日の会合で発した「田んぼ」発言。「タレントさんがくると皆が集まってくる。密になるから、それを避けるには、何もないところ、田んぼで走るしかないね」との言葉を受けて、聖火ランナーを辞退したロンドンブーツ1号2号の田村淳(47)は7日にこうツイートした。

 「僕は聖火持って田んぼ走りコケて聖火が消えることを面白いとは思えないんだよなぁ…」

 そんな中、映画『男はつらいよ』の撮影直後に山田洋次監督の指名で、1984年のロス五輪の聖火ランナーを務めた佐藤蛾次郎(76)は、警察のバイク30台に囲まれて走った体験を振り返る。

 「気分はよかったですよ。日本人も多くいたけれど、異国の人間なのに声援をいただき、拍手されたり、握手したり、トーチまでいただいて一生の思い出です。1キロ走った後にいただいたバドワイザーもおいしかった」

 そのうえで「聖火ランナーは皆さんに見られるお仕事ですよね。やっぱり代表ですから。田んぼを走るんじゃ意味ないじゃないですか。かかしに見せるわけじゃないんだから。あの人いい加減だから。まぁ人のことはあまり悪く言っちゃいけないけど」と語る。

 そして、聖火ランナーを辞退した田村をこうねぎらった。

 「田村君の立場にはなってみないとわかんないけどさ。田村君だって一生懸命だったと思うよ」

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