記事詳細

【テリー伊藤 狸の皮算用】女装して女風呂侵入編 逮捕の高校教師に「ばかな奴」と笑い物も カツラ、カラオケ独唱…誰にでもある思い込み (1/2ページ)

 高校時代の期末試験中、私の近くの席に座っていた奴が、眉の上に左手を置き、目線を下げて隠していた小さな紙を見て答案用紙に書いていた。カンニングだ。あまりにも幼稚な手口だったので、試験官の先生にもすぐにバレた。

 手を眉の上にやったら、余計怪しまれるのに、そんなバレバレのことをしたのは、自分の視野が狭まって試験官の姿が見えなくなったので、同じように試験官からもカンニングする様子が見えないと思ったからだという。

 こいつ、バカじゃないのか。同級生は皆、そう思っていた。こんな高校時代の間抜け話を思い出したのは、女性用のカツラをかぶり、化粧をして女湯に侵入した男のニュースを聞いたからだ。

 女装して女湯に入る輩、1年に1回は必ず出てくる。今回は、広島県福山市の入浴施設。不審に思った女性客が従業員に伝えた。建造物侵入で現行犯逮捕されたのは、県立高校の36歳の教師。

 男が女湯に入ったら、すぐにバレる。期末試験のカンニングと同じだ。しかし、悶々(もんもん)としている本人には、まったくわからない。

 実際問題、女湯に若い美女やグラビアアイドルがいるはずもない。それでも、女装用のカツラやブラジャー、パンティーを購入し、家の鏡の前で化粧をし、股間を熱くしていたかもしれない。その段階も楽しかったんだろうね。そこまでにしとけばよかったのに、バレないと思い込んで実行してしまったわけだ。