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トランプ氏落選と同じ構図に驚嘆 現職のアメリカ大統領を排除した大陰謀 映画『JFK』を見直そう (1/2ページ)

 昨年のアメリカ大統領選で、大量の不正があったとする異議申し立てが、ペンシルベニアなど激戦州の至るところで行われたにもかかわらず、投票結果を連邦議会がそのまま承認したせいで、巨大な疑惑を抱えた大統領選挙が有効なものとなってしまった。同疑惑を陰謀論として一蹴する向きもあるが、インターネットが広まった現代にそのような論法は通用しない。そもそも陰謀論は事実無根のものばかりだけでなく、真実を暴くうえで重要な役割を果たしてきた。その代表例がオリヴァー・ストーン監督の映画『JFK』(1991年)である。コロナ禍の影響で劇場に行けない人が今見直すべきミステリー映画だろう。

 本作は、1963年11月22日にダラスで起きたケネディ大統領暗殺事件を、軍産複合体がベトナム戦争を継続するために行った事実上のクーデターだったとするものだが、現在では暗殺犯複数説が出てくるなど、映画が採用した説でいくつかの誤りが明らかになっている。

 とはいえ、政府側(民主党政権)の流した多くの嘘を暴露した映像は見応え十分。さらには、映画が大ヒットしたおかげで、92年にケネディ大統領暗殺に関する約500万ページにわたる全記録を25年以内にすべて公開するよう定める法律が制定され、同法に基づいて2017年10月26日に極秘文書2891件が公開された。トランプ大統領が「興味深いぞ!」とツイッターに投稿したのは記憶に新しいところだ。

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