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【ぴいぷる】俳優・藤山扇治郎 照れる笑顔に喜劇王・藤山寛美の面影「いつか二代目を名乗れたら…。でもまだまだです」 (1/3ページ)

 「二代目襲名を期待してくれるのはうれしいのですが、まだまだ修業の身。祖父の存在は偉大過ぎて」 

 祖父の名は昭和の喜劇王と呼ばれた藤山寛美。

 8年前、祖父と同じ喜劇役者を目指し、松竹新喜劇の門をたたき、団員としてデビューした。昭和の一時代を築き上げた寛美の跡を継ぎ、歴史ある劇団の将来を背負って立つ令和のホープである。

 新型コロナウイルスの影響は劇団を直撃している。1990年、60歳で亡くなった寛美の三十回忌追悼公演を昨年予定していたが中止に。

 「残念ですが、こうなったら三十三回忌公演に向け、仕切り直しをしたい」と沈む気持ちを吹っ切るように意欲を見せた。

 今、改めて松竹新喜劇が注目されている。放送中のNHK連続テレビ小説「おちょやん」の主人公のモデルは昭和20年代、劇団で活躍した看板女優、浪花千栄子だ。

 「偉大な大先輩。若い世代にも劇団の歴史を知ってもらう、いいきっかけができてうれしい。私も劇団員役で出演するんです」と話す。

 ◆心にしみた泣き笑い

 人気よ再び-とCSホームドラマチャンネルで、今月末から3カ月連続で「松竹新喜劇傑作選」が放送される。

 過去の名作3舞台がラインアップ。親子の人情劇「丘の一本杉」は2013年の大阪での公演。

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