記事詳細

【Godiego 45 1976~2021】「西遊記」前夜…ブレークにつながったCharとの共演 アルバムに起用され全国ツアーにも参加 (1/2ページ)

 ゴダイゴがデビューした1976年の音楽シーンは、ニューミュージックの全盛期だった。ロック界ではクリエイションが海外進出を試み、カルメン・マキ&OZ、四人囃子などのアルバムも一部では人気を博していたが、一般的な知名度は得られなかった。

 そんななか、のちにゴダイゴにとって重要となるアーティストがデビューする。高校生からスタジオ・ミュージシャンとして活躍。金子マリ、鳴瀬喜博らとスモーキー・メディスンを活動していたCharが、同年6月のシングル「ネイビー・ブルー」、9月のアルバム『Char』で新世代のギタリストとして大注目され、翌77年6月には阿久悠作詞の「気絶するほど悩ましい」で歌謡界に“殴り込み”をかける。

 当時22歳。端正なルックスはたちまち少女たちのハートを射止め、続いて登場した18歳の原田真二、21歳の世良公則(ツイスト)とともに新時代のアイドルとして脚光を浴びていく。

 “ロック御三家”と名付けられた彼らはお茶の間にロックを持ち込み、芸能誌の表紙やグラビアを飾り、テレビの歌謡番組にも積極的に出演。閉塞していた日本のロックの状況に風穴を開け、音楽シーンに新たな展開をもたらす起爆剤となる。

 人気絶頂のCharとゴダイゴの3人、ミッキー吉野、スティーヴ・フォックス、トミー・スナイダーは、78年2月のFM東京(現TOKYO FM)『デンオン・ライブ・コンサート』200回記念の企画セッションで共演を果たす。共通のグルーヴを感じ取ったCharはサードアルバム『THRILL』のレコーディングに3人を起用。アルバム発売に合わせた全国縦断ツアーにも参加を希望した。

関連ニュース