記事詳細

【「青天を衝け」楽しむためのキーパーソン】渋沢栄一 「日本近代資本主義の父」のとにかくスゴイ人生!! 鍵は幼少期からの商才に (2/2ページ)

 事件その2。秀才、尾高惇忠(田辺誠一)に学んだ栄一は18歳で惇忠の妹、千代(橋本愛)と結婚。妻帯者ながら、攘夷の心を燃やし、高崎城乗っ取り、横浜焼き討ち計画に参加する。計画は直前に頓挫するが、過激思想で追われる身に!?

 このとき行動をともにするいとこの渋沢喜作(高良健吾)はのちに新選組の土方歳三(町田啓太)とも出会う。数奇な運命が待っているのだ。

 事件その3。断髪、洋装になった渋沢は、明治元(1868)年、帰国すると、大蔵省に出仕し、度量衡の制定や国立銀行条例の立案などを手掛けたが、財政方針をめぐって大久保利通らと対立して退官。実業界へと躍り出る。同じ実業界にはもう一人の二枚目、五代友厚(ディーン・フジオカ)もいる。彼らとの関わりも気になる。

 ドラマ序盤、吉沢は故郷を走り、慶喜の馬を追って全力疾走。「俺は己の力で立っている」「青い天に拳を突き上げている」と叫ぶ。若い! 異例の2月開始。スタートダッシュに注目したい。(時代劇コラムニスト、ペリー荻野)

 ■吉沢亮(よしざわ・りょう) 1994年2月1日生まれ、27歳。2009年、母が応募したオーディションで入賞し、翌10年の舞台『BLACK PEARL』で俳優デビュー。19年、NHK連続テレビ小説『なつぞら』でヒロインの初恋の人で幼なじみを演じ、注目される。

関連ニュース