記事詳細

池脇千鶴主演『その女、ジルバ』平均年齢74歳 これは“おばドラ”ブームの火付け役だ (2/4ページ)

 “おじドラ”から“おばドラ”へ ブームは確実に動いた

 ここ数年、エンタメ界では“おじドラ”ブームが続いている。記憶に新しいところでは『おっさんずラブ』(テレビ朝日系・2016年)だろう。吉田鋼太郎さん演じる黒澤武蔵の恋する姿に女性視聴者は笑うだけではなく、萌えさえも覚えた。それから『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系・2016年~)シリーズも同じく、50オーバーの名脇役たちが大活躍。この2作品はドラマ枠にとどまらず、映画化も実現している。

 昨年放送の真島秀和さん主演『おじさんはカワイイものがお好き。』(読売テレビ・日本テレビ系)は、40オーバーの若手おじさんたちが実はキャラものオタクだったという設定だった。視聴者の若い女性たちが、まるで子犬を見るような目で年上の男性たちを愛でるという現象は、ブームを超えて定番化しつつある。

 ただこのブームを横目に、おばさんやその予備軍たちは「やっぱり年齢を重ねた女は可愛くなれないのだろうか……」と寂しい思いをしていたのではないか。そこへ救世主のごとく現れたのが本作『その女、ジルバ』だ。

 仕事も恋も自分自身さえもパッとしない40歳の笛吹新(池脇)が、自分を変えたいと飛び込んだ超熟女バー『OLD JACK & ROSE』。ここで新はホステスとして働くのだが、先輩たちは「40歳はギャルだから」と豪語してくれる、60オーバーのホステスが働くバーだった。

NEWSポストセブン

関連ニュース