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【酒井政利 時代のサカイ目】小田和正「みんなの気持ちを少しでも明るくしたい」 NHK「みんなのうた」60周年記念曲を書き下ろし (1/3ページ)

 小田和正が4月に放送開始60周年を迎えるNHK『みんなのうた』の記念曲として『こんど、君と』を書き下ろした。

 「どの世代の誰に聞いても、みんな当たり前のように『みんなのうた』を知っている。それほど長い間愛されてきた番組なのだということに、改めて驚きます」

 『こんど、君と』では作詞、作曲、編曲、歌とすべてを小田自身が担当。制作過程で、「『みんなのうた』60年に向けた思いと、コロナに対する気持ちという、2つの色合いが違うことをどう両立させるか、どう言葉に置き換えてひとつのストーリーを紡いでいくか」と悩んだという。

 そこから抜け出せたのは、「みんなの気持ちを少しでも明るくしたい」という思いだった。その1点だけで書いたと明かす。

 「みなさん、我慢の日々が続いていることと思いますが、頑張っていきましょう。流れてくる音楽が、みんなの心を少しでも軽くしてくれればうれしく思います」

 小田は、長引くコロナ禍での、不自由を余儀なくされる暮らしで疲弊している人たちにメッセージを送る。

 『みんなのうた』は1961年4月に放送を開始。記念すべき1曲目は『おお牧場はみどり』。これまでに放送回数は1300回を超え、紹介された曲は1400曲を数える。