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【CS・BS 今週の狙い撃ち】天才棋士の光と影 「盤上の向日葵」〈スカパー!CS316AXNミステリー 3月27日(土)午後6時45分〉 (1/2ページ)

 27日午後6時45分からスカパー!AXNミステリーで放送開始されるのが、ドラマ「盤上の向日葵」です。

 このドラマの原作は2018年本屋大賞で第2位を獲得し、“将棋界を舞台にした「砂の器(松本清張)」”とも評された、柚月裕子の長編ミステリー小説です。大いに期待の持てる内容です。

 将棋の奨励会を経ず、IT企業の社長を辞め、特例でプロになった異端の棋士・上条桂介(千葉雄大)は、タイトル6冠の壬生と竜昇戦の対局に挑む。同じ頃、所沢山中で白骨遺体が発見され、一緒に将棋の駒も埋められていた。駒が江戸時代の名匠・初代菊水月の作で大変貴重だとわかり、ベテラン刑事の石破(大友康平)は奨励会の経験をもつ佐野(蓮佛美沙子)と組み捜査する。一方、上条は雑誌の取材を受ける中、恩師の唐沢(柄本明)に救ってもらった子供時代を思い出す…。

 この作品は刑事が犯人を追い詰めていくのですが、それと並行して、主人公の現在と過去の物語が進行していきます。その構成が見事なために、最後は多くの人がのけぞるような結末が待ち受けています。

 主演は若手の千葉雄大。苦しい生い立ちと過去を持った青年を好演しています。そして、脇を固める役者たちを見逃すわけにはいきません。まず、賭け将棋の真剣師・東明重慶を演じるのが竹中直人です。数々の修羅場をくぐり抜け、どんな相手でも容赦をしない野良犬のような将棋指しなのですが、竹中直人にしかできないようなハマり役です。

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