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【坂上忍の白黒つけて何が悪い】「スプリー」 バズりたくて狂気の世界へと猛進する主人公、改めて「SNS」考える好機に (1/3ページ)

 ゾッとするような映画である。

 SNSとのかかわりを最小限にとどめているわたしにとっては、なおさら。

 なんとしてでもネットでバズらせたい主人公、カートはライドシェアドライバーの仕事をし、乗客に薬の入った水を飲ませ、気を失わせた上で殺してしまうといった暴挙に出る。

 そして、その様子をライブ配信しフォロワーを増やそうというのだ。

 しかしネット民の反応は芳しくなく、「退屈だ」「どうせフェイクだ」と盛り上がる気配はない。

 すると、あろうことかカートの怒りは拡散させないインフルエンサーらに向き、さらなる狂気の世界へと猛進するのである。

 とまぁ、ざっくりとこんな感じのストーリーなのですが、今のご時世をおもえばありがちといいますか、決して飛躍した話ではないのかなと。

 『バイキングMORE』でも、何度かフォロワー欲しさに愚行に走ったユーチューバーのニュースを扱ったことがありますので。

 ただ、長きにわたってテレビの仕事をさせていただいているわたしからしてみると、その影響力の大きさ、怖さを嫌というほど知っていますので、理解に苦しむんですよね。ここまでやったら大変なことになるということが、なぜわからないのか?

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