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【Godiego 45 1976~2021】「マジック・カプセル」がオリコン1位獲得 79年レコ大、紅白出場で名実ともに国民的バンドに (1/3ページ)

 「ガンダーラ」から始まったゴダイゴの快進撃は、多くの子供たちもとりこにした。少年少女たちにとって、ゴダイゴは英語のロック・ミュージックとの初めての出合いとなったが、一方でコンセプトアルバム『OUR DECADE』(1979年6月発売)のテーマは難解だったかもしれない。

 対照的に、同年10月にリリースされた2枚組ライブアルバム『マジック・カプセル』は万人に喜ばれる、おもちゃ箱のような内容だった。『西遊記』からのヒット曲、シングルの「ビューティフル・ネーム」「銀河鉄道999(英語バージョン)」、『OUR DECADE』収録曲に加えて、1st、2ndアルバムのロック色が濃い曲も楽しむことができた。

 昔からのファンだけでなく、一連のヒット曲でゴダイゴを知ったビギナーにもバンド初期からの魅力を存分にアピールできたことで、見事にオリコンのアルバムチャート1位を獲得。テクニックに優れたライブバンドとしての素晴らしさも伝わる結果となった。

 また『マジック・カプセル』は、ゴダイゴがタイトル曲を制作するプロセスを春&夏のツアーのライブ映像を織り込みながら描いた同名ドキュメンタリー映画(岡本弘監督、配給サンリオ)のサントラ盤でもあった。アルバム発売とほぼ同時期だった一般公開時には、まだコンサートには行けない子供たちが映画館に押し寄せ、スクリーンのゴダイゴに向かって黄色い歓声を上げる光景が全国で繰り広げられた。

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