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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】一線を越えた「有名になりたい病」 再生数稼ぎの“おとり捜査ごっこ”で警官呼び出した「ノックチャンネル」 (1/2ページ)

 YouTube、インスタグラム、ツイッターなどのSNSが情報時代のど真ん中になったせいで、一般人の「有名になりたい病」が蔓延(まんえん)している。

 3月23日、大阪府警港署が大麻取締法違反の疑いで書類送検したのは、20~30代の4人のユーチューバー「ノックチャンネル」。

 「彼らは麻薬の密売人と接触し、売買を持ちかけるのですが、同時に警察に待ち合わせ場所をタレ込んで、密売人が逮捕される現場を盗撮して、YouTubeで公開し大騒ぎしていました」(全国紙社会部記者)

 書類送検のきっかけは昨年8月のそそのかし行為だが、“密売人逮捕企画”は同チャンネルのフォロワー数を増やす起爆剤で、「超神回」とうたい、生配信もしていた。

 いざ密売人が警察に職務質問される段になると、「勝ったー、勝ったぞ!」と雄たけびをあげ、「年貢の納めどきだ。よーし逮捕だ」と大はしゃぎし、まるで自分たちが悪人を懲らしめているかのようなテンション。「また悪がひとつ減ったー」と絶叫し、ネット上で正義のヒーローを気取っていた。

 今回、彼らの処分に対して、ネットでは「悪いやつらを逮捕させて、世の中の役に立っている」「かわいそう」という声が相次いだが、これはまさしくそんなネット民の民度の低さを如実に表している。

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